細谷功さんのおすすめ本まとめ

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ビジネス書
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社会人になるよく「メタ認知が大事」や「具体だけでなく抽象化して考えろ」といった指摘を受けたりします。しかし、これらの思考法を身につけるのは一朝一夕にはいかず苦労している方も多いのではないでしょうか。

ビジネスマンとして必要な考え方を本で分かりやすく解説してくれているのが細谷功さんです。挙げればキリがないほどの著書がありますが、筆者がこれまで読んできたなかで特に実務に役立ったと感じる細谷功さんの著書をまとめます。

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細谷功さんについて

細谷功さんは日本を代表するビジネスコンサルタントです。コンサルタントとしての数々の経験と知見を積極的に書籍やセミナーなどで発信しています。

「考える」という暗黙知の要素が多い技術を様々な切り口で言語化してくれており、思考の「型」を身につけるうえで非常に勉強になります。

細谷功のホームページ – 細谷功のホームページ

細谷功さん著のおすすめ本

「具体⇔抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問 (PHPビジネス新書)

今でも書店でよく見かける本がこちらです。そもそもの「具体とは」「抽象とは」から学び、具体と抽象を往復する能力を習得するための解説と例題が豊富に掲載されています。

この本を読むだけで、思考の幅が大きく広がるのではないでしょうか。企画に携わる方やコンサルタント、開発者などあらゆるビジネスパーソンにおすすめです。

「具体と抽象(の往復)」。その思考回路を持つと、あなたの知的能力は劇的に進化する! 「具体⇔抽象」とは、抽象化と具体化という形で具体と抽象を行き来する思考法のこと。斬新な発想をできるようになるだけでなく、無用な軋轢やコミュニケーションギャップの解消にも役立ちます。

この本の内容がやや難しく抽象的に感じる方は、より分かりやすく図表も交えながら「具体と抽象」について解説されているこちらの本から学ぶのがおすすめです。

永遠にかみ合わない議論、ヘイトスピーチ、ネットでの炎上。その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から検証。

アナロジー思考

「具体と抽象」という考え方からさらに一歩踏み込んでより実務に近い考え方を実践的に学べます。多くの仕事において競合調査やベンチマーキングが多かれ少なかれあると思いますが、「アナロジー思考」を活用できるかどうかで仕事の質に大きく差が出るでしょう。

アナロジー思考を駆使することで、一見関係のない業界や業種から筋の良いアイデアを導き出せます。

アナロジー(類推、類比)とは、このときの「借りる力」である。たとえば、他業界のヒット商品の「コンセプト」を借りてくることで新たなヒット商品を生み出せることがある。他人が気づかないような遠くから借りてくるのに必要なのが抽象化思考力であり、これがアナロジー思考の肝となる。

メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問 PHPビジネス新書

特に問題発見や問題解決に携わる方に必要とされるメタ思考について、練習問題とともに理解を深められます。自分のアイデアや意見が独りよがりになりがちだと感じる方や、より客観的に自分を分析できるようになりたい方におすすめの本です。

メタ思考とは、「物事を一つ上の視点から考える」こと。その重要性はしばしば語られますが、実践するのは容易ではありません。例えば自分自身を「幽体離脱して上から見る」こと(=メタ認知)は、自己成長のためには必須の姿勢であるとよく言われますが、実際にそれができている人はそう多くはないでしょう。

地頭力を鍛える

世の中の変化が激しい現代でも、ベースとなる頭の使い方・本質は変わりません。表面的な変化に惑われず「地頭力」を活かしながら問題の本質を見抜き、解決することがビジネスパーソンとしては求められます。

コンサルファームの入社試験で使われる「フェルミ推定」を通じて、どんな仕事でも役立つ地頭力を鍛えられる本です。

「好奇心」「論理的思考力」「直感力」という地頭力のベースとそれらのベースの上に重なる仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考力の3つの構成要素とその鍛え方を解説。

Kindle Unlimitedで細谷功さんの本を読もう!

タイミングにもよりますが、本記事でご紹介した細谷功の著書はAmazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」で無料で読めることが多いです。もちろん、他の多数のビジネス書なども読み放題の対象となっているので、興味のある方はぜひチェックを!

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