ベアフットランニングとは裸足で走ることです。
しかし、いきなり裸足で走るとなると難易度が高いし、都会では人の目もあります。
そんなところに生まれたのがより裸足の感覚に近づけられた、ベアフットシューズです。
代表的なものだと、ビブラムファイブフィンガーズなどでしょう。
しかし、ビブラムファイブフィンガーズは非常に高く、2万近くします。
そんなときに見つけたのが、このMishanshaという中華メーカーから発売されていたベアフットシューズでした。
今回はこの激安ベアフットシューズをレビューしていきます。
Mishanshaベアフットシューズの外観・デザイン
この梱包です。
さすが中華クオリティ、梱包の期待を裏切りません。
筆者はガジェット類も好きでよくAliexpressやBanggoodで注文しますが、例外なく梱包はクソです。
今回もその例に漏れず適当です。
柔軟性のあるベアフットシューズ
値段からは想像できないくらい屈曲性があって、柔軟性があり、もとに戻ろうとする弾性力も非常に強いです。
雑な梱包でもさして問題はないなと感じました。
靴紐はゴムで、伸縮性に非常に長けています。
これのおかげで割とフィット感は値段の割に上々です。
縛って余った紐はマジックテープで張り付けることで邪魔になることを防げます。
アウトソールはかなり頑丈です。
この固さなら、ベアフットシューズとしての裸足に近い感覚は手に入れられるのかと疑問に感じるほどです。
ヒール部分は作りが若干浅いが、見た目は数年前のNIKEの陸上スパイクのズームヴィクトリーを彷彿とさせます。
激安ベアフットシューズで実際に走ってみた
早速10kmのリカバリージョグで走ってみました。
夕刻に、リカバリージョグ、5分/km程度でという意識でした。
走り始めると、いつもと感覚が全然違いました。
まるで推進力がない。
しかし、リカバリージョグなので、これくらいでいいと思い、そのまま気持ちいい程度で走り続けました。
足本来のバネの力を発揮できる | ベアフットシューズは足本来の力を引き出す
1kmくらい走って、いつもよりバネを使えていることに気づきました。
ぴょんぴょんとストライド大きくフォアフットで走れていました。
いつもはシューズに頼って走っているため、足本来の力であるバネの力を使えていないのだと実感しました。
着地から蹴り出しがふわりとなる
着地がどすんっ、という感じではなくふわっ、と着地し、それから力強く、かつ軽快に地面を蹴りだせていました。
これはシューズのクッションに頼らず足をうまく使って衝撃を吸収することができているのだと思います。
いつもの靴で走るよりもかなり気持ちがよかったです。
また、それに伴って腕振りも力みがありませんでした。
しかし、足には負荷がかかっているのか、走り終わりはふくらはぎが若干張っていました。
しかしこれは鍛えられている証拠だと思います。気にするところではないでしょう。
走るための足の能力を底上げしてくれるのがベアフットシューズ
このシューズで走ってわかったことは、どれだけ靴に依存して走っているということです。
厚底シューズを履くことで失われた足裏のセンサー的なものがよみがえり、それに伴って『走る』という動作に関連する部位すべてが連鎖的に矯正される印象がありました。
その証拠に体が後半になるにつれて伸び伸び動き始め、リカバリーの意識なのに4分/kmを切るペースまで上がりました。
若いならなおさらベアフットランニングをトレーニングに積極的に入れてほしいと思ったと同時に、市民ランナーでもベアフットランニングをすることで更なる記録の向上が見込めると思います。
ベアフットランニング | 裸足ランニングの効果
ベアフットランニング(裸足ランニング)の効果は下記記事で詳しく解説していますので、ご一読を。
まとめ【ベアフットランニングは走る能力を底上げする】
ベアフットランニングは体を本来の姿へと矯正し、走るという動作に縛りを失くします。
また、それに必要な筋力を強化することができます。
新しいこの感覚に筆者は感動しました。しばらくはベアフットランニングにハマりそうです。
あなたにもどうかベアフットランニングの感動を得てほしいと思います。
ではまた他の記事で。