大手スマホメーカーであるHuaweiが国内初となる体組成計を発売しました.
筆者は割とガチめの市民ランナーですが,体重管理に使用しようと思い,”Huawei scale 3“購入しました.
今回は実際に使用して,使い方や性能など,健康管理目線とランナー目線で紹介していこうと思います.
Huawei Scale 3実機使用レビュー
最初に結論【Huawei Scale 3 はどんな体重計?】
健康管理目的でもランナーをはじめとしたアスリートの体組成計測には最適です.
自身の身体データを保存でき,それを遡って確認できるため,現在と過去の身体コンディションの差の確認が行えます.
また,過去の体重データを遡ることで自分の頑張りが数値として可視化できますので,モチベーションにもつながります.
結論としては,ガチランナーの筆者は買ってよかったと思いますし,他のランナーにもぜひ勧めたいと思う製品でした.
Huawei scale 3 の詳細スペック
Huawei scale3 の詳細スペックはこの通りです。
本体サイズ(高さ×幅×奥行) | 縦300×幅300mm×厚さ23.6mm |
---|---|
本体重量 | 約1.57kg |
最小表示 | 50g |
電源 | 単4アルカリ乾電池 4本 |
PC・スマートフォン管理機能 | スマホ管理機能あり |
Bluetooth対応 | Bluetooth対応 |
筋肉量測定機能 | 筋肉量測定機能なし |
体水分率測定機能 | 体水分率測定機能あり |
基礎代謝量測定機能 | 基礎代謝量測定機能あり |
内臓脂肪レベル測定機能 | 内臓脂肪レベル測定機能あり |
骨格筋率測定機能 | 骨格筋率測定機能あり |
体内年齢測定機能 | 体内年齢測定機能なし |
測定方法 | 足裏 |
体脂肪率測定機能 | 体脂肪率測定機能あり |
登録人数 | 10人 |
BMI測定機能 | BMI測定機能あり |
付属品 | 取扱説明書 |
Huawei scale 3 実機レビュー | 11のデータを計測可能
計測可能な身体データは11種で、この通りです。
- 体重
- BMI
- 体脂肪率
- 徐脂肪体重
- 骨格筋
- 体内水分率
- タンパク質
- 骨ミネラル量
- 内臓脂肪
- 基礎代謝量
- 心拍数
以上が計測可能です.
bluetooth,wifi接続が可能で,身体データが自動的にクラウド上に保存されます.(Huawei Healthアプリ必須)
ビッグデータとAI技術による,精度の高い情報と計測.
落下試験など,ユーザ体験を向上させる試験を多く行っています.
クラウド上に身体データを保存可能【いつでもどこでも過去のデータを確認できる】
Huawei scale 3はクラウド上で体重をはじめとした11種のデータを計測できます.
なので,自宅で使用するタブレットとbluetoothを接続しておき,起床時に体重計に乗り,通勤通学中にスマホで体組成データを確認する,といった使い方ができます.
また,bluetooth接続だけでなく,wifi接続も可能で,wifi経由で体重データをクラウド上に送信できるので,スマホの接続は必須というわけではありません.
wifiに接続してしまえば,あとは通常の体重計のように使えます.
- bluetooth接続が可能
- wifi接続可能
- 乗るだけで11種の身体データが計測,保存可能で便利
Huawei scale 3 外観・デザイン【エレガントホワイトが魅力的】
エレガントホワイトはどことなく,Apple感が感じられます.
これを知らない人に「Appleの体重計だよ」と言われても信じてしまいそう.
箱はこんな感じ.
白基調でますますApple感・・・でももうなんか綺麗だしいいや.
上部に取ってが付いていて,店頭で購入しても持ち運びが楽そう.
内容物は本体と説明書のみ.
シンプル,環境配慮かも.
強化ガラスが採用されており,光沢感がすごいです.写真を見るとわかるように,写真を撮るためのライトが反射してしまっています.
充電式ではない【単4電池が必要】
少し残念だったのが,ケーブルによる充電式ではなく,単4電池4本での稼働だったところです.
最近の体組成計は充電式のものが多いので,がっかり感はありました.
家に溶け込むデザイン・サイズは少し大きめ
左がこれまで筆者が使用してきた体重計です.
ここ最近体重測定の精度がバグり始めたので,買い替えたのですが,Huawei scale 3は縦幅が以前のより大きい.
思ったよりも軽い【持ち運びがしやすい】
見た目には重厚感があるのに、結構軽めで、極薄設計です。
インテリアとして床に置きっぱなしでもかっこいいし、収納もしやすいです。
Huawei HealthはAppGalleryからダウンロード
ここで注意が必要なのが,Huawei HealthアプリはAppGalleryからダウンロードしたものを使わないと使いにくく,アップデートを手動でしなければなりません.
一応iphoneでも使えますが,Android向けな作りになっています.
ただ,iphoneでもAppGalleryからHuawei Healthをダウンロードすれば問題ないので,全然使えます.
【アプリの使い勝手は良好】Huawei Watchを持って入れば一括で身体データを保存・確認可能
身体データの確認は一目で可能.
筆者,体脂肪率11%かぁ・・・とい落胆,もっと絞れる!
心拍数の計測は若干怪しい.Huawei watch GT 2 PROの方では心拍数が53だったのに,こちらでは89.
心拍数以外の計測の信頼性は高そう.
目標体重の設定も可能で,目標体重まで残り何キログラムかを表示してくれるので,モチベーションの維持に最適.
Huawei scale 3を家族で使うには?複数人の使用はできる?
家族・複数人で共有するのは10人までです。
Huawei ヘルスケアアプリから
デバイス>>>デバイスの共有>>>追加
アプリからこの手順で家族など複数人で共有して使うことができます。
身体データ11種はランナーにとって意識すべき指標
ランナーの減量は非常に難しいです.
ただでさえやせ型なのに,そこからさらに瘦せようとするのですから当然です.
減量していても,筋肉が落ちて体重が減少したり,一時的に水分量が減少しているだけだったり・・・
『体重』というひとつの指標だけでは,何が減少したのかわかりません.
しかし,タンパク質量や水分量,骨格筋量,体脂肪率,徐脂肪体重がわかると,脂肪が減っているのか,筋肉が減っているのか,水分が減っているのかがわかります.
それがわかれば正しい減量がわかりますし,その緻密な数値からコンディションを推定することもできます.
とにかくランナーは体重が命なので,その体重の中身を詳しく知れるのはメリットでしかありません.
まとめ【ランナーにおすすめの体重計】
- ランナーはこの体重計を買えば問題ない
- 11種の身体データをクラウド上に保存,確認可能
- エレガントホワイトなデザインが最高,飽きがこない
- Huawei HealthアプリはAppGalleryからダウンロードする必要あり
- サイズが若干大きめ
いかがだったでしょうか.
ランナーは,体重のみを把握するのは時代遅れです.
体重のもっと中身の部分を知り,そこを改善することが強いランナーになる秘訣です.
いたずらに体重だけを追いかけて減量するのは,絶対NGです.
『脂肪を減らす』ことが重要なのです.
そのためにもスマートな体重計で脂肪量を測定しましょう.