Adidas TERREX信者の筆者が初めて購入したAdidas TERREXのトレランシューズは,テレックスアグラビックスピードでした.
それから3足ほどAdidas TERREXのトレランシューズを購入しましたが,今回はアグラビックスピードを1年半使用した感想を紹介していきます.
Adidas TERREX AGRAVIC SPEED レビュー
Adidas TERREX AGRAVIC SPEEDの外観・デザイン【アディダス テレックス アグラビック スピード】
汚れているのはご容赦を.
深めの青色で,アディダスおなじみの三本線が外側,内側ともにあります.
クッションにはEVAミッドソールが採用されており,非常に軽く,薄い.
ロングのレースには向いていない印象です.
主観で,せいぜい40km程度までのレースで使用推奨です.
スカイランニングではオールラウンダーで活躍できそうです.
側面には硬めの素材が採用されており,破れにくく,鋭利な石や木に引っかかりにくくなっています.
感触はプラスチックに近いです.どこを調べてもこの素材がなにかわかりませんでした.
足先の方はメッシュ素材.
ここは普通のランニングシューズのような感じです.
少し厚めにされているかな?程度の厚みがあります.
ヒール部分はかなり硬め.
シューホールはさらさらしていて触り心地がいいです.
しかし靴紐がほどけやすいです.堅結び必須といった感じ.
足のホールド感が最強【最高のフィット感】
靴の舌がゴム素材のため,足を入れると,きゅっと包まれて,靴紐を結ばなくても走れそうなくらいフィットします.
ヒールの方とつながっています.
これは好みが分かれる部分だと思います.
足を締め付けられる感覚が嫌いなら,あまり向いていません.
フィットしすぎて捻挫しやすい!?
先に述べたように,フィット感は非常に優れていますが,逆に言えば遊びがないということでもあります.
そのため,不安定な足場でグラついたときに,シューズごと足首を持っていかれます.
筆者も何度か足首をひねりかけました.
ただ人によってスピード感や足首の強さは異なってくるので,個人差はあるでしょう.
どちらにせよあらかじめテーピングをしておけば問題ありません.
登りで滑らない【バーティカルレース向け】
トレランの登りで地面に足を取られて滑ったりすることが一度はあると思います.
しかし,このアグラビックスピードは「コンチネンタルグリップ」というタイヤメーカーが開発したグリップ性の高いものを採用しており,全然滑りません.
登りのエネルギーロスが軽減できて,登りのスピードがかなり上がります.
ラグは結構高い目でロードでは少し突っかかる感じがあります.
かなり細身でサイズは大きめ
足幅が広すぎる方には向いていません.
サイズ感は大きめですので,いつも履いているサイズから-0.5cmがおすすめです.
遊びが欲しい派ならいつも履いているサイズでもいいでしょう.
足幅が広いなら,一番新しいモデルであるこちらをおすすめします.
こちらは今回紹介している旧モデルから,様々な点が改善されています.
上記2記事でレビューしていますので,ご一読を.
まとめ【アディダスのトレランシューズが最強】
いかがだったでしょうか.
旧モデルですが,性能的には他のトレランシューズよりもはるかにいいです.
アディダスほどの大企業が本気を出してトレランシューズを作り始めたら他のメーカーは太刀打ちできなくなりそうです.