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楽天イーグルスがプロ野球のスタジアム内では初となるスタジアムをオープンすると発表しました。
「Rakuten STAY x EAGLES」とは
楽天生命パーク宮城・レフト側後方「スマイルグリコパーク」内にオープンし、試合をはじめとしたイベント開催時には「Rakuten STAY x EAGLES」からも楽しむことができ、逆にイベントがないときでも「楽天イーグルス」を味わえるような仕様になっているようです。
楽天グループが運営する旅行や宿泊サービスとのシナジーも活かした、新しいスタジアム施策といえそうです。
宿泊予約の受け付けは、楽天株式会社が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」と、楽天LIFULL STAYが運営する宿泊・民泊予約サイト「Vacation STAY」において、2020年3月17日(火)より開始予定です。
毎年のように進化する楽天イーグルスのスタジアム
楽天イーグルスのスタジアムは、上記画像の通り毎年のように新しいアトラクションが追加されたり、昨年の「キャッシュレススタジアム」のように革新的な取り組みが始まったりします。楽天グループがITを起点に生活に関わるあらゆるサービスを展開しているのも大きいでしょう。
ちなみにですが、この見出しで「楽天イーグルスのスタジアム」としたのには訳があって、毎年のようにネーミングライツ(命名権)、ひいては球場名が変わるからでもあります。笑
※2019-2020に関しては、「楽天生命パーク宮城」で変わらないようですね。
人間は飽きやすい生き物
ポイントは、「毎年のように、徐々に進化させる」ということだと思います。一気に色々なアトラクションを追加したり、施設を充実させたりするとその後が苦しいですし、人間は飽きやすい生き物なので、「来年はどんな仕掛けをしてくるのか」という期待感を継続的にファンに持たせようとする意図を感じます。もちろん、工事などもあるので物理的に一気にできない、リスクが高い、といった要因もあるとは思いますが。
ハード面、ソフト面ともにどのような新しい仕掛けがあるのか、これからも楽しみですね!