人間関係や仕事,恋愛などでストレスを抱えた経験はだれしもあると思います.
そして,そのストレスの発散方法は人によって様々です.
今回はそもそもそんなストレスを抱えることにないようにするヒントを紹介していきます.
- ストレスなく毎日を過ごしたい
- 仕事や人間関係をうまくこなしたい
- 機嫌よく生きたい
いつも機嫌がいい人の小さな習慣【人生がうまくいく88のヒント解説】・要約・まとめ
さてここから順を追って解説していきます.
未来を変える習慣
未来を変える習慣として,本書より3つのポイントをピックアップしました.
- 身近にいる人ほど「ありがとう」などのお礼を言う
- 誰も見ていないところでいいことをする
- 自分を褒める
それではそれぞれ掘り下げていきましょう.
身近にいる人ほど「ありがとう」などのお礼を言う
普段あなたは「ありがとう」を言えていますか?
上司やクライアントにはよく言うと思いますが,ここで重要なのが,家族などの身近にいる人に言えているかどうか.
大抵の人が言えていないと思います.
「ありがとう」が日常に溶け込みすぎて当たり前のようになっているからです.
むしろ,日常に溶け込んでいるくらいの存在になってくれていて,「ありがとう」と考えましょう.
そんな身近の人への感謝を忘れてしまうと,横柄な態度を取ったり,不平不満をぶつけたりしてしまいます.
夫婦などがその例でしょう.
一番身近で大切な存在で,感謝するべきなのに,それが当たり前になってしまうと仲が悪くなってしまいます.
照れくさいと思いますが,相手のちょっとした行動に対して「ありがとう」を言うようにしましょう.
「ありがとう」は心をきれいにしておくための魔法
ありがとうは自分の心を常にきれいに保つための魔法です.
ありがとうを言えなかったり,感じなかったりすると,心が汚れている証拠です.
常にそういったことに気を配ることで良き自分でいられるのです.
誰も見ていないところでいいことをする
昔から「誰も見ていなくてもお天道様が見ている」とか「トイレには神様がいる」とか言われてきました.
誰にも見られていないところでいいことをしても意味があるのでしょうか?
答えはYESです.
そもそも誰にも見られていないことはありません.自分自身の行動は常に自分自身が見ています.
自分自身の行動は必ず自分の中にインプットされます.
そのインプットが「誰も見ていないところでトイレ掃除をこなした」となれば,爽快感,達成感,誇りに繋がります.
そういうことを積み重ねていくことで,良き自分でいられることに繋がります.
- トイレ掃除
- 人の靴をそろえる
- ごみを拾う
- 落とし物を届ける
自分を褒める
あなたは自分自身にダメ出しをよくする方ですか?
もしそうならば,毎日自分自身に怒られ続け,自信を喪失してしまいます.
そこで,ダメ出しよりも自分自身を褒めるようにしましょう.
そうすることで,自分自身で褒められる行動をするようになります.
そして,自分自身を褒める習慣をつけると・・・
- 傷ついても立ち直りが早い
- 自然と自分に褒められる行動ができる
- 他人のいいところが見えてくる
こうした自分の目に映るものが変わってきます.
また,どうして自分を褒めればいいかわからないのであれば,些細なことでもいいから褒めましょう.
- 集合時間に間に合ったこと
- 運動したこと
- 早起きできたこと
- 仕事していること
当然のことでも褒めるべきでしょう.
自分が自分を褒めていても応援してくれる人が増えたような気がして心が楽になります.
感情の整理をする習慣
感情の整理をするポイントについて本書から3つのポイントを紹介していきます.
- どうにもならないことは「これでいい」と諦める
- 悲しみにも「ありがとう」をつける
- 辛い時こそ「ユーモア」を見つける
どうにもならないことは「これでいい」と諦める
感情をコントロールする方法として3つのポイントが挙げられます.
- 過去のことは後悔しない
- 未来のことは不安がらない
- 現在のことは執着しない
悲しみにも「ありがとう」をつける
感情というものは2つに分けられます.
- いい感情・・・喜び,楽しさ,幸せ
- 悪い感情・・・怒り,悲しみ,苦しみ
といった具合に分けられます.
感情は生きていくうえで行動の指標となります.
なので,そのため感情それぞれに「ありがとう」と受け入れながらその指標を感じていくのが重要なのです.
例えば,悲しい出来事には「ありがとう」と言い,「思いっきり悲しむ」ようにしましょう.悲しみに寄り添うような思いが重要です.
辛い時こそ「ユーモア」を見つける
人間以外の動物は悲しんだりしません.
そのため,人間はその悲しみを乗り越えるために「笑い」という感情を生み出す他なかったのです.ー哲学者ニーチェ
ピリピリしている環境でも一つ笑いが起これば場がなごみます.
そうしたユーモアは自分自身が機嫌よく生きていく上で大切なのです.
幸せ時間をつくる習慣
幸せ時間を作る習慣を本書から3つ紹介していきます.
- 休日に「何もしない時間」をつくる
- できないことはしないと決める
- 毎日繰り返される時間を丁寧に味わう
休日に「何もしない時間」をつくる
人間には心と体を緩める時間が必要なのです.
「休みの日は有意義にしなくてはいけない」という固定概念に惑わされ,「何かをすることに価値がある」という考え方はやめましょう.
「何もしないことにも価値があるのです」
この時間に心と体は緩まりますし,そういうときにアイデアが浮かんだりするものです.
できないことはしないと決める
「やりたくてもできないこと」に執着してはいけません.
本当にしたいことか今一度考えてからやるべきことをしましょう.
そこで切り捨てられたものが「できないこと」です.
その「できないこと」を決めることでやるべきことに時間を費やせるようになります.
プロスポーツ選手などは「自分にしかできない」ことを追求してきた人たちです.それをあなたも見つけましょう.
毎日繰り返される時間を丁寧に味わう
仕事をして,家に寝に帰るだけ.
そんな日々を送っている人も少なくないと思います.
それに対して「嫌だ」「つまらない」と感じるか,「一生懸命で充実している」と感じるか,そこが幸せの分かれ目です.
同じことの繰り返しの日々でもそれを丁寧に味わいましょう.
幸せというのは「なる」ものではなく,「気づく」ものです.
結論・実行すべきこと
ここまで話してきて,実行すべき結論としてはこの通りです.
- 「ありがとう」などのお礼の言葉を大切にする
- ありのままの自分を受け入れる
- 自己肯定感を高めるよう意識する