日本投資銀行と日本経済研究所、そして同志社大学が共同で「わが国スポーツ産業の経済規模推計~日本版スポーツサテライトアカウン ト 2018~」と題したレポートを発行しました。
「わが国スポーツ産業の経済規模推計~日本版スポーツサテライトアカウント2018~」を発行―わが国で初めて「スポーツGDP」を算出― | DBJ News | 日本政策投資銀行(DBJ)
「わが国スポーツ産業の経済規模推計~日本版スポーツサテライトアカウント2018~」を発行―わが国で初めて「スポーツGDP」を算出―のページです。日本政策投資銀行(DBJ)のニュースリリースをご紹介しています。日本政策投資銀行は「金融力で未来をデザインします」を企業理念として、中立的な立場を維持しつつ、経済価値と社会貢献...
いわゆる、「スポーツGDP」というやつですね。
正直、細かい推計手法のことはよくわかりません。しかし、新たな推計手法SSA2018によるこのレポートの意義としては「国際比較がしやすくなった」ことが大きいと思います。
その比較によると、2012年の数値において「日本のスポーツ産業の 経済規模は、金額水準では欧州 1 位のドイツに次いで 2 番目に相当しますが、 GDP に占める割合では 15 番目に相当するという結果」だそうです。
つまり、日本全体の経済規模からするとスポーツ産業にはまだまだ伸びしろがあるということ。先日も日本プロ野球全体の平均観客動員数が3万人超という記事が出てましたし、高校野球、サッカー日本代表など日本には素晴らしいスポーツコンテンツが多いのは事実だと思いますし、あとはその価値をマネタイズする点において、他国と比較すると課題があるのでしょうか。
先週末はMGCがあり、今週末はいよいよラグビーワールドカップ2019が開幕します。テレビをつけていても、スポーツ情報の露出が非常に増えていると感じます。
国際イベントを通して、マネタイズが進むといいですね。そして、それが選手・スタッフに還元される流れができたら素晴らしいなと思います。
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