ディズニーの戦略から学ぶこと

スポンサーリンク
スポーツビジネス
スポンサーリンク
GWも終盤ですね。今回は最近読んだマーケティングの本で興味深い内容があったので紹介したいと思います。

ディズニーの収入内訳(テーマパーク)は?

f:id:it_sports_biz:20190504154801j:plain

その本がディズニーの運営会社・オリエンタルランドの決算資料から確認した数字だと、大きく以下ような内訳になっていたそうです。
  • チケット収入:44%
  • 物販:34%
  • 飲食:22%
 
参考:ファクトブック
 

この収入構造って・・・?

この分け方を見たときに考えたことは、スポーツビジネスでいうスタジアムの収入構造に非常に似ているなということ。チケットでスタジアムに入場して、グッズを買ったり飲食したりするファンも一定数いますよね。
そして、その構造においてチケットの占める割合に関しては私は低いなと思いました。チケット価格はフリーパスで6,000円弱。8時間滞在とすると、USJを改革に導いた森岡氏の指摘するように割安に感じますね。
 

どのようにチケット外収入を増やすか

こちらも本によると、ディズニーにはグッズや飲食で稼ぐための仕組みがたくさんあるようです。ひとつ鍵になるのは、滞在時間。
平均滞在時間が8時間とすると、その間に2食取ると考えられますが、やはり飲食店の数もそれ相応にあり、ベンチに座ると必ずといっていいほど飲食店が見えるようです(これも顧客の欲求を刺激する意味でうまいなと思います)。
グッズショップに関しても同様に多く点在していますね。
 

スポーツビジネスに活かせること

上記のように、ディズニーはチケット価格を抑えて(決して安いというわけではないにせよ)、非日常感を楽しんでもらうなかで滞在時間を長くし、チケット以外の売上を増やしているといえます。
これはスポーツビジネスにおいても同じことがいえるのではないでしょうか。特に休日は各球団試合前後のイベントなど、ディズニーと同じような取り組みが最近多く見られます。可処分時間の奪い合いという意味ではライバルでもありますが、同じエンタメビジネスから学ぶことは多いですね。
タイトルとURLをコピーしました