マラソン・トラックランナーがトレランとクロカンを走った方がいい理由と効果【スランプ脱却方法】

スポンサーリンク
ランニング
スポンサーリンク

マラソンやトラック競技というのは、伸び悩む時期が必ずあります。

その期間は人それぞれで、1年スランプに陥るランナーもいれば、1か月程度で脱するランナーもいます。

そこに何の違いがあるのかは明らかになっていません。

今回はランナーがスランプを脱却するためのトレーニング方法を解説していきます。

スポンサーリンク

マラソン・トラックランナーのスランプの原因は?

スランプの原因は?精神的・身体的?

スランプの原因はたいていがはっきりわかりません。

スランプ脱却のために睡眠、食事、体重、練習などを気を付けても、不調が改善されない場合が多いです。

そんなスランプの原因として考えられる、とある研究結果を紹介します。

研究からわかったスランプの原因

「精神的疲労は身体能力を損なう」という仮定のもと、とある研究からわかったスランプの原因があります。

90分間ゲームやPCなどの作業をさせてから、運動をさせたところ身体能力に影響はありませんでしたが、「持久力」が15%ほど低下する結果が見られました。

これはマラソンやトラックランナーには致命的な実験結果です。

この研究から、精神的なストレスは「持久力を15%低下させる」ことがスランプの原因として考えられます。

スランプ脱却をするためにトレランとクロカンを走った方がいい理由

陸上・マラソン・トラックランナーがスランプを脱却するには

スランプの原因は先ほど述べた通り「精神疲労」が原因と考えられます。

なので、スランプを脱却するためにはできるだけ精神の疲労・ストレスを減らしましょう。

私生活・部活・学業・仕事など、自分の考え方や行動次第でストレスは減少させられます。

また、スランプや伸び悩みで、考えすぎて精神的に落ち込んでしまうのもよくありません。

それによってさらに持久力が下がってしまいます。

スランプや伸び悩みの時ほど楽に、落ち着いていきましょう。

身体が動くプロセス | 反復練習が大切

身体が動くには,当然ながら過程が存在します。

  1. 情報の入力
  2. 脳が情報を処理
  3. 身体動作の出力

おおまかに分けるとこういうプロセスになります。

例えば,

    これらの動作を繰り返している内に神経が走るための伝達を最適化し、走るのが速くなっていくのです。

    脳は知らず知らずのうちにこういった情報を処理し学習しています。

    なので、反復の練習は非常に大事ということです。

    トレーニングは運動出力の向上を目的としている

    トレーニングを行う目的は様々で,厳しい練習日や休息日,長い時間トレーニングをする日,筋力トレーニングではそれぞれスピード強化,疲労回復,持久力増加,筋力強化が目的にあたるでしょう.

    しかし,結局行きつく先は『運動出力の向上』となる.

    スピードを向上させる情報処理と出力の方法,壊れた体を治す方法,持久的に運動出力をできる方法など,どういう処理と出力をすれば能力が向上するのか,それを体に学習させるのがトレーニングとなる.

    ゆえにただ単にきつい練習をすればよいというわけではない.

    実際あまり練習しなくても速い,強いランナーはいる.

    ゆえに、厳しい練習よりも体に速い走り方を効率よく学習させる必要がある。

    歩く,走るという動作はものすごく高度

    意外かもしれませんが,歩く,走るという動作はかなり複雑であり難しいのです。

    実際,科学が発展している現代でさえ,走るロボットはおろか,歩くロボットさえ少ないのが現状です。

    それほど人間は複雑な動作をしています。

    逆に言えば,複雑に絡み合う多くの要因を改善できることは伸びしろと言えます。

    平坦ばかり走っていると情報の入力と処理能力が低下する

    先ほど、反復練習が大事と述べました。

    もちろん反復練習は強くなるためには欠かせない練習です。

    しかし、身体に与えるのが同じ刺激ばかりだと身体の神経系の発達がおろそかになります。

    マラソンランナーなどは安定したフラットな道ばかり走りがちですが,それでは情報の入力と処理能力が低下していきます。

    なので、平坦以外の道を走り、違う刺激を入れることも重要になってきます。

    ランナーのスランプ脱却方法

    トレランやクロカンのようにでこぼこ,不整地を走ることで,脳に新たな入力を与えることができます。

    そして,その入力に対する新たな処理方法を脳が学習することで,改めてロードなどフラットな道の入力と処理能力を活性化させることができます。

    伸び悩んでいるロードランナーやトラックランナーは不整地を走る習慣を取り入れることで,スランプから脱却することも可能です。

    実際筆者も,トレランをメインにしてから伸び悩んでいたロードのパフォーマンスが改善されました。

    学生の部活では,勝手に山に行ったり,クロカンを走ることは難しいですが,オフの日にトレイルに散歩に行くなどするだけでもずいぶん変わってくると思います。

    ただ,一度だけではだめです.習慣化することが大切です。

    まとめ【マラソン・トラックランナーのスランプ脱却方法】

    いかがだったでしょうか。

    スランプの原因と対処法について述べました。

    スランプの時期はとにかく新しい刺激をもとめて練習し、可能な限り精神的な疲労を減らすようこころがけましょう!

    ではまた他の記事で。

    タイトルとURLをコピーしました