今回はトレラン日本代表2人の練習に潜入しました。
その内容やトレランの練習方法、強度、ポイント練習について解説していきます。
トップトレイルランナーの練習方法
トレラン日本代表2人の練習内容
今回行った練習内容は、
32km D+1800m
です。
詳しくは上記の動画に上がっています。
最初は砂利道の平地5kmを3’30/km近くまで上げ、トレイル区間を6’00/km前後で推移し、登りでもほとんど歩くことなく走り続けています。
ラストの林道4kmは3’30/kmを目標に上げます。
今回の練習では3’10/km近くまで上げていました。恐るべきです。
登り下りによるペースの上げ下げに対応できるようにする練習
トレランでは登りや下り、平地でかなりペースが変動します。
特に登りが一通り終わってから下り、または平地を走り出すのはトップ選手でも足が残っておらず厳しいことが多いです。
登りではどうしても足を使ってしまうので、平地や下りで切り替えて走れるようになるだけで他の人とかなり差を付けられることもができます。
今回日本代表2人が行っていたのも、そういった目的があります。
平地から登りへの切り替え練習
平地の速いペースで足、心肺をある程度追い込む。
平地でのペースからトレイルの登り区間に入り、身体の使い方などを切り替える。
登りから平地への切り替え練習
足、心肺ともに限界まで追い込む。
疲れ切った足、心肺のまま平地を走り続けることで、切り替え、あるいはすぐに回復させる感覚を体に覚えさせる。
トレランの練習は過酷【トレランで強くなるには?】
トレランの練習は非常に過酷です。
マラソンに比べて時間がかかり、身体も(特に内臓)にも大きなダメージが入ります。
なので、常日頃からトレーニングを積み、そこでようやくトレランでのポイント練習を行えるようになるのです。
日本代表の2人も毎日ロードを4’00/kmで20~30km程度走っています。
トレラン初心者がすべき練習は?
トレラン初心者向けの練習は上の記事で詳しく解説していますので、ご一読を。
トレイルランナーが揃えるべき道具は?
トレイルランナーにおすすめの道具は下記記事で詳しく解説していますので、ご一読を。
まとめ【トレランで強くなる練習方法】
いかがだったでしょうか?
トレランでトップとして戦うアスリートの常人離れした練習内容には、いつも驚かされます。
しかし、同じ人間です。
仕事をして、家族を持っていたり、私生活は普通の人なのです。
その点、皆変わらないと思います。
本気で強くなりたいなら、言い訳しても仕方ありません。
同じ環境でも、トップで戦っているアスリートもいるわけです。